コッツウォルズは東京都程の大きさで、英国人はもとより世界各地からの旅行者が訪れる大変人気のある観光地です。コッツウォルズは穏やかな丘陵地帯 ('wolds'), 静寂な村々、そして「イングランドを象徴する地域」としても有名です。

 
 


バースのような著名な都市や、チェルトナムのような素晴らしい町、そしてバーフォードやキャッスル・クームのような優美な村も数多くあります。家々の床から屋根の「かわら」に至るまで地元で採れるはちみつ色のライムストーンを使用して造られた建築物は、街中が魔法にかかったような雰囲気さえ感じさせてくれるはずです。牧草地にはいたる場所にドライストーンを使った石積みの壁が見られます。これらのほとんどは18〜19世紀に作られたもので、セメントは使用されずに石のみで積み上げられています。この壁からもコッツウォルズに伝わる高度な技術を垣間見ることが出来ます。この田園風景は歴史的にも重要で、国の環境維持活動の対象にもなっている場所でもあります。しかしながら、現在でもこの石壁は農民達が放牧の羊や牛を囲う目的にも使用されているのです。

また13〜15世紀の中世期には、コッツウォルズ産の羊はその羊毛と高品質のウール製品でヨーロッパ全域にかけて有名でした。これらのウールは高値を付け、羊毛産業で富を築いた農民たちは豪華な家や教会を建築しました。これらの建物は「ウール教会」として地元の人々に広く親しまれています。また牧草地で草を食む羊の姿は、永年の間「コッツウォルズのイメージ」として知られています。

しかし、村のひとつひとつが知り尽くされている訳ではありません。現在でも多くの村はその様相を潜めているのです。もしこのような村々を見つけたいのであれば、踏みならされた道から奥に抜け、隠された秘宝を掘り当ててみてください。例えば、ペインズウィック、ビデストーン、ウィンチクーム、ウッドストックなどの村、また昔の形そのままに残された歴史的な教会、「コッツウォルズの大聖堂」と呼ばれるノースリーチの教会などがあります。これらの教会の重いドアを押して一歩中へ入ってみてください、あなたを今まで閉ざされていた歴史の世界へと導いてくれることでしょう。

またストウ・オン・ザ・ウォルド、サイレンセスター、チッピング・ノートン、テトベリーなどのコッツウォルズの大マーケットタウンや村は各商店が多いことでも有名です。

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