ここでは英国へ訪れる旅行者の絶好の観光名所でもあり、かつ英国人の生活にかかせない「パブ」についてご紹介します。
イギリスのパブには主に「ザ・スワン」「ザ・キングスアーム」などの英国史にまつわる名前が

付けられています。「イン」という言葉が付く場合、その殆どが宿泊施設のあるものです。

パブは通常ランチタイム(11時オープン、食事は12時から)と夕食時に営業しています。最
近では英パブ法改正のおかげで引き続き午後もオープンしている所がほとんどです。詳しくは各

パブの入り口付近にある開店時間を確認してください。

はじめてパブに入るのはかなり勇気のいる事ですが、特にコッツウォルズのパブは何百年にも渡
り訪問者を暖かく迎かえ入れていることをお忘れなく。パブに入ったらまずカウンターに直行してください。

パブではアルコール類の他、コーヒーなどのソフトドリンクも取り扱っています。カウンターで
飲み物を注文した場合その場でお金を支払います。ランチ又はディナーをとる場合、最後にまとめて支払う場合もあります。飲み物だけの場合はチップは必要ありませんが、食事の際には10%程度のチップを足して払うのが普通です。

ビールは通常パイント(0.57リットル)かハーフパイント(0.29リットル)の2つのサイズか
ら選びます。「ビター」とはイギリスの茶色いビールで、普通室温より少し低めの温度で飲まれ

ます。「A Pint of Bitter Please?(ア・パイント・オブ・ビター、プリーズ」と英語で注文してみましょう。「ラガー」は日本人にはお馴染みの淡い茶色の冷ビール。「スタウト」とはギネスビールに代表される濃いビールです。また現在では多くのパブでワインも飲まれるようになってきました。各パブ独自のワインリストから地方色溢れるワインも是非お試しください。

メニューは通常カウンターに置いてあります。パブ内の黒板には「日替わりスペシャル」が書か
れているのでこちらもお見逃しなく。辺りにスタッフが見当たらない場合には、カウンターにて

注文をします。パブでは前菜とメインコースを同時に注文し、プディング(デザート)は食事の後に決めるのが普通です。パブの食事は量が多いと評判ですが、美味しい料理を残すのはなかな

か勇気のいるものです。たっぷりとお腹を空かしてパブの御馳走に挑戦してみてください。

またパブは英語を話すのが楽しくて仕方ない方には最適でしょう。イギリス人はしばしば内気
だと言われていますが、パブだけはそんな人ともコミュニケーションが簡単にできる場所です。もちろんあなたが一人になりたい場合には、そっとしておいてくれます。しかしパブにいるイギリス人達は、きっとあなた方とお話しできる機会を待っているはずです。溢れる笑顔で、

言葉の障害などは簡単に乗り越えることができるでしょう。